ほくりん兄の信仰

私のキリスト教信仰の日常を綴ります。 放送大学大学院 修士課程在学中。関心分野:教誨師史、宗教セクタによる社会福祉史、介護保険受給者認定システム、エスペラント、博物館学、言語行為論

密着していないよ

集音器(補聴器Jr.)

集音器というものを買った。耳が少しずつ、年老いているからだ。
今まで聞こえにくかったらしい、高音域の音が活き活きと鳴る。たいしたもんだ。
地下鉄の乗り降りで、地下の自由通路を歩くのが、私の日常である。ああ、私の足元で、ときどきパチッとなるのがわかるなあ。
これは私が床板(25センチメートル角のタイルを模した大きめのシート)に靴の踵を踏み当てたときに鳴る音だ。すると、地下鉄通路の多くの箇所で、床の化粧板が接着していないのだと言えよう。
無理もない。地上の歩道では、とくに平らでない(地形の問題で無理な力がかかる)箇所において、敷石どうしが押し合って割れてまた崩れている。