特許第7057055号
エビングハウスフセンは特許登録済み
「記憶力がアップ」新発想ふせん 生徒のアイデアが特許取得、学校から大口注文も｜高校生新聞オンライン｜高校生活と進路選択を応援するお役立ちメディア
あえてリンクを貼りませんが（私の意図に反する勢力に皆さんを誘引してしまうので）イノベーターの創意をつぶそうとする人たちがあまりにも多すぎます。(´･ω･) ｶﾅｼｽ
樫原優衣さんという、高３相当学年の生徒さんが、教科書、参考書の類いを詠んで最適な効果を上げられるグッズを、付箋紙として発明しました。（特許第7057055号）いきさつは高校生新聞Onlineをご覧下さい。
この記事に書かれているように、持ち込み企画で商品化するためには、なかなかハードルが高いのです。まず採用されにくいし、採用された上で利益率を鑑みて単価が類似商品より高くなりますし、小規模ショップなら送料も高くなるのは当然です。
高いもの買ってられないというオトナは、自作の呼びかけをブログやらネット記事で書いておられますが、皆さんも含め誰しも、金輪際 自分以外の人に特許のアイディアを無料でパクることを奨めないでください。商売で作ったり、大量配布でなければ、作ること・配ること自体は別ですが、知的財産そのものの盗用を薦めないでください。
「エビングハウスフセン」自体が登録商標
また「エビングハウスを自作しました」などと記述するのも馬鹿げているので、やめましょう。「エビングハウスフセン」という表記自体が登録商標 （第6589243号）だからです。樫原さんが認めた主体が作成する（あの特徴を持った）付箋紙だけが「エビングハウスフセン」と（正当に）呼ばれ得ます。勝手に自作したひとは「これは、なんちゃってエビングハウスフセンです」と記述しましょう。
オトナが何かの尻馬に乗って、若者の未来を率先して潰しにいくのはやめましょう。素晴らしい若者、学校など素晴らしい環境を評価し、褒め称えましょう。
