ほくりん兄の信仰

私のキリスト教信仰の日常を綴ります。 放送大学大学院 修士課程在学中。関心分野:教誨師史、宗教セクタによる社会福祉史、介護保険受給者認定システム、エスペラント、博物館学、言語行為論

マスクに耐える人々

「つくづく、日本人って、マスク着けて一日中居るのに慣れてしまったね」と、誰かが言った。

たしかにそのとおりであり、同様に韓国や中国の人々も、素材や柄、価格に気を配りながら、毎日着用しているのだ。

一方、USAやUK はマスクを嫌う人が一定数いるし(スーパースプレッダーになるかと危ぶまれた大統領もそうだった)、逆に銃で武装する際に覆面として利用する市民もいるようだ。

ドイツに至っては、《コロナは妄想だ、存在しない陰謀だ》などと訴えて破壊的な(ウィルスに感染しそうな)集会を行うグループがある。

そして、オーストラリアではもはやほとんどの人がマスクを使用していない。国の首脳はきっちり着用している。だが国民はマスクを着用せず、普通に外出しているのだ。

人種かなにかによってCOVID-19に対する個人のかかりやすさは異なるらしいが、一人一人について言えば、マスクは非常に大切なのだ。

しばしば、政治の上で日本国民が欧米の人々から白い目で見られるが、公衆衛生にかんして東アジア人の知恵が活きているのはなぜだろう。